Ougi(扇)@エコの人

地球環境問題を専攻中。今日から試せるエコな小ネタ、知っておくと為になる環境配慮。自分の趣味(主にゲーム)も掲載するよ。

「すずめの戸締り」から考える災害対策(*ネタバレあり)

「君の名は」「天気の子」に続く新海誠監督の新作「すずめの戸締り」は皆さん見ました?この記事は多少のネタバレを含みつつ、SDGsの項目11(住み続けられるまちづくりを)に触れながら感想を述べていこうと思います。

まだ見てない人は是非劇場に足を運んでから読んでいただきたいです。

まず軽くあらすじをおさらいすると、

日本各地の廃墟を舞台に災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語

すずめが歩む道の先で待つのは、見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。
それでも前に進む彼女たちの冒険は、
不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。

過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。

(公式ホームページより参照)

 

舞台は宮崎県から始まり愛媛→兵庫→東京と移り変わり、最終的には東日本大震災を示唆する描写とともに宮城県へ旅をしていきます。

各地の後ろ戸つまり地震の発生源を抑えてましたね。

 

ここで思わされたのは地震に対する恐怖日本人の危機意識の低さを感じました。劇中に出てくる高校生達も「最近地震多いね~」くらいの軽い話をしていました。とても日本人への風刺が効いていました。恐らく私を含めた多くの日本人は家が揺れても「あっ、地震だ」「すぐ止まるだろ」「逃げるほどの事では無いな」と思っているはずです。

正直なところ、これは異常な感性が染みついてしまっていると考えます。

 

 SDGs項目11 では「誰もがずっと安全に暮らせて災害に強いまちをつくろう」と掲げているほど世界には避難や移住をしなければならなくなるような自然災害の発生件数は増えています。そんな中安全な家に住むことが出来ない人もいれば、災害で命を落とす人もいます。我々も東日本大震災阪神淡路大震災を経験している人は少なくないはずです。私も2011年の当時は小学生でしたが、急いで机の下に隠れ恐怖を体験しました。

地震に限らず、水害、土砂崩れ、台風等いつ自分の家に来るか分かりません。ましてや

南海トラフや首都直下型地震などは時折耳にはさむはずです。

 恐らく被災した人なら感じてます。「もっと早く対策しておけばよかった」「逃げる判断を早くしておけば」など。後悔してからじゃ遅い。このフレーズも聞きすぎていまいち行動には移さないですが、本当にこの言葉通りです。

 

まずは身近から出来ることを一つ一つ対策しておくことが重要です。

・電車、車などの公共交通機関が作動しない場合の避難ルート

・テレビや棚の固定

・災害バッグの購入

など出来ることは様々です。「自分の身は自分で守る」この言葉に尽きます。

今を生きる一人の人間の責務としてやってみて下さい。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。「すずめの戸締り」は一本の映画で一人の人間の災害意識をここまで高めさせるほど素晴らしい映画でした。

一応災害バックのURLも載せておきます

次回は簡単な家の災害対策をまとめてみたいと思います。

今回は真面目な内容だったので面白みを含ませずに丁寧に書かせてもらいました。